関西では何年も続けて流れているコマーシャルがあります。

「づぼらや」
「関西電気保安協会」
「ホテルニュー淡路」
「京橋グランシャトー」
古くは「パルナス」など、
関西では大人から子供まで名前を聞いただけで
メロディーが浮かんでくるコマーシャルソングです。


多くはコマーシャルを制作するのに
予算が無かった副産物だったのです。


できるだけ安い制作費の中で
社名なり商品なりを覚えさせるのに
社名を連呼するのでなく、
メロディーを付けたのです。


そうすることで顧客となりえる人の耳に
すり込むという方法をクリエーターが考え出しました。



それが次の年も予算が無く同じコマーシャルを流す、
また次の年もという内に
CMが市民権を得てついには止められなくなったのが事実のようです。


予算があって豪華絢爛なコマーシャルを作っていたら
この様な結果になっていなかったでしょう。



また、継続することも大切です、
長く流せるということはその企業が存続しているという証です。