2軒目は三重県名張の赤目にある
蔵元「瀧自慢」です。


酒蔵に行くのは初めてでした。

昔使っていた道具を展示してあるところで
お酒が出来るまでの工程や
道具の使い方を教えて戴きました。

現在は近代的な工場になっていますが、
それでもとても管理の厳しい環境でないと
おいしいお酒が出来ないことがよくわかりました。


すべてが手造りで経験と感覚で造っていた昔は
とても大変だったことをうかがい知ることが出来ました。


搾りたての原酒はとてもまろやかで
香りが良かったです。

また驚いたのが搾る前の若いお酒で、
まだ荒々しさは残っていますが、
力強さを感じるお酒でした。


それまで知らなかったのですが、
蔵元と杜氏さんの関係です。

労使関係にあるのかなと思っていましたが、
全く違うものでした。

杜氏さんは一匹狼で
蔵元が職人さんを雇っているのかなと思っていましたが、
杜氏さんが職人さんを連れて蔵元に入るそうです。


蔵元は酒造りの一切を杜氏さんに任せるそうで、
お互いの信頼関係は凄さを感じました。