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大兼印刷のDM戦略ブログ

身近にある事例を題材にDM戦略への手がかりを見い出す!
物の捕らえ方、考え方のポイントを不定期更新ですが、
掲載して参ります。

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最近テレビコマーシャルでホームページに誘導するために
続きは×××を検索してくださいと、
社名やキーワードを検索させるやり方が流行しています。


鬱陶しくありませんか?

本当に時間が足りなくて誘導する場合はまだしも、
最初からホームページに誘導させる為のわざとらしい
テレビコマアーシャルも多く目につきます。


カタログ・チラシ・DM(ダイレクトメール)なんかでも
同じようなやり方を最近しているところがあります。


カタログ・チラシは特に空いているスペースがたくさんあるはずです、
できれば一話完結でその中に情報満載と生きたいですね。

日産のGT−RはテレビCMを一切しないで発売前は
情報を小出しにして口コミだけで「伝説の車」を演出ています。


800万円もするGT−Rが月産販売目標200台を
大幅に上回る予約受付3ヶ月で3200台を受注したそうです。


今までみたいに発売前にガンガンCMやって
何億か何十億もかけてもこうなったかいささか疑問です。


口コミによるブランディング(もともとブランド力がありますが)が成功した例です、
特にマニアが多い世界ではイメージ戦略や演出が大切です。



今や口コミ恐るべし。

携帯やインターネットが無かった時代は
1人の口コミ能力は18人位といわれていまし。


今では10倍〜20倍以上の200人〜400人に伸びているのではないでしょうか。

マーケティングにおいて電波媒体、
特にテレビは重要な武器と考えられてきました。


しかし、今やテレビ視聴率1%における視聴者の数は
約60万人と以前に比べると低くなってきています。

テレビ神話もかなり崩れてきたといえるでしょう。


そこでマーケティングを考える場合次のことが大切です、
電波媒体(テレビ・ラジオ)、
活字媒体(新聞・雑誌)、
セールスプロモーション(DM・折込チラシ・ポスティング)、
テレマーケティング
と広範さはテレビなどの電波媒体は広く、
順に狭くなっています。


しかし、逆に顧客とのコミュニケーション濃度は
後半になるほど濃くなってきます。



どの媒体を利用するかは自由ですが
自分を知り・顧客を知ることで自ずと利用する媒体が決まってくると思います。


また、インターネットへの誘導し口コミでマーケティングしてもらうのも新しい武器です。


現在もそうしているかも知れませが、
DVDなどのメディアに録画するときの
コマーシャル飛ばしが当たり前に成りつつあります。


地デジが始まるともっと顕著になります。
また、地元のケーブルテレビが多くなればますます、
マス広告そのもの価値がなくなってきます。


ある調査でもマスコミ四媒体(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)に対する広告費は
06年で二桁のマイナス成長です。

その分をDM(ダイレクトメール)やインターネット広告がカバーしています。


新聞折り込みも、
06年は若干ではありますが減少傾向にあります。


特に新車ディーラーでは、
その傾向が著しく-22.2%のおちこみです、
折り込みチラシからDM(ダイレクトメール)にシフトしています。


お客様との関係性を重視できて、
広告に対する費用対効果が測定できるということに重きを置き始めています。

マスメディアは広く同じ情報を不特定多数の人に伝えるには有効な手段です。
でも、今は「個」に対するアプローチをすることが出来るようになりました、
また、それが大変有効です。



●電子マネーの普及により、
ポイントカードやマイレージカードとの
アライアンスが可能になり「顧客化」が拡大した。

●バリアブル印刷の時代が到来し、
顧客別プロモーションが可能になり「顧客別DM」が拡大した。

●携帯電話の機能が一段と進化し、
モバイルプロモーションが可能になり広告の「パーソナル化」が拡大した。

●2007年問題や少子高齢化により、
「ライフスタイル」が大きく変化した。

以上のことなどから、


マスメディアよりクロスメディア化が進歩し
個人へのアプローチやプロモーションが必要となってきます。

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