日本の広告費報告書に依りますと、
4年続けてSP広告費は伸びています。



「折り込み広告」だけが予想通り下降傾向で、
「ダイレクトメール(DM)」は民間メール便の牽引で堅調です。


「屋外広告」「交通広告」「POP」も前年より伸びています、
「交通広告」は飲料系・人材・消費者金融・娯楽系の出稿増が好調のようです。


「POP」も家電メーカー・携帯電話・飲料系が展開しています。



しかし、景気が後退局面に向かう2009年はどうなるのでしょうか、
マス媒体全体でみるとコマーシャルを録画しない方法が一般的になり、
地デジ放送に向かう電波媒体の費用対効果は
低くなる一方でマイナス成長となるでしょう。



新聞の購読率が落ちていく中では新聞広告や
それに伴う折り込み広告も費用対効果の面から衰退の一途でしょう。


最後にダイレクトメール(DM)は
消費者のニーズが多様化するなかで
比較的小ロットや変更などにも臨機応変で、
バリアブル印刷でパーソナルに対応できるので
低い数値ではありますが成長するのではないでしょうか。



また東京都議選や衆議院の解散総選挙などもあります、
この辺りもプラス要因かもしれません。