2008年12月にNHKとフジテレビが相次いで
インターネットでの番組配信サービスに乗り出しました。


これは今までのテレビの常識と違って
オンデマンドなので視聴者が見たい時に、
見たい番組を見るということです。

もちろん有料です、
自分自身に本当に必要な情報は有料であって当然です。


フジテレビはテレビ離れの10代、20代に
テレビの面白さを解かってもらい地上波番組の
視聴率アップに繋げようと言うねらいです。



NHKは視聴率ではなく「NHK接触率」アップだそうです、
接触率とは1日に5分以上NHKの
テレビやラジオの視聴者や聴視者の割合だそうです。


両者ともに良質なコンテンツを提供すれば
視聴者が戻ってくると思っているようですが大きな間違いです。



テレビを見なくなったのはコンテンツが悪いわけではありません、
テレビを見る形態が多様化したからです。

BS、ケーブル、ネット、携帯電話など様々です。

だからオンデマンドで番組を見たからと言って番組に戻って来ません。

NHKは報道番組もオンデマンド配信をするそうですが、
即時性が必要な報道番組で成功するのでしょうか。



テレビ局は視聴率という尺度を根本から変えることが大切です、
それによってスポンサーを気にする
従来の番組作りではないものが見えてくる筈です。



売る物を時間枠から変える必要があると思います。
スポンサーと言う概念を変えない限り先細りは否めないでしょう。