メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)という言葉をご存じですか、
カラーユニバーサルデザインとも言います。


CSRですから報告書も当然環境に配慮されていると思います、
表紙裏には森林認証やSOYインキ、ノンVOCなど環境配慮のマークがいくつも付いています。

メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)とは、
高齢者や色覚障がい者をはじめとする障がい者に配慮した、
印刷物やホームページ、サインのことです。



高齢になると白内障になりやすく、
白内障は水晶体が濁るために一般の方とは違った色の見え方がします。
65歳以上の高齢者は約2,900万人です。


また、色覚障がい者は以前、
色盲・色弱と言われていた方々で、
赤や緑を識別しにくくこれも一般の方とは違った色の見え方がします。
日本人の約320万人が色覚障がい者です。



弱視の方は当然、
文字を大きくしないと見えませんし、
視覚障がい者には印刷物やホームページでも
音声による案内が必要となってきます。


現在はSPコードなど文字データを
音声に変換するソフトやハードも充実しています。
約100万が弱視者で視覚障がい者は31万人です。



これらの方にも理解できるCSRレポートを心掛けるために、
メディア・ユニバーサルデザインを利用して下さい。