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大兼印刷のDM戦略ブログ

身近にある事例を題材にDM戦略への手がかりを見い出す!
物の捕らえ方、考え方のポイントを不定期更新ですが、
掲載して参ります。

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Eエリアを自由に設定できます.
顧客データを利用しますが、顧客データがない場合でもタウンプラスなどを利用してDMを実施することにより顧客データを収集することもでき、ターゲットを絞りこむことができます。

F実施時期に縛られない.
タイムリー

G保存性がり再読率が高い.
CPRやCPOを実施することによって費用対効果を完璧に測定することができます。

H自由な企画・制作が可能.
クリエイティブ性が高い

I五感に訴求できる.
費用対効果をあらかじめ把握して行いますので、予算に応じたダイレクトメール(DM)印刷を行うことができます。

ダイレクトメール(DM)と他のメディアとの比較はすでに
第42回「ダイレクトメール(DM)と他の媒体との比較」で紹介しました。


DMのさまざまな特性をご紹介します。 

@特定の個人や企業をターゲットにできます.
顧客データを利用しますが、顧客データがない場合でもタウンプラスなどを利用してDMを実施することにより顧客データを収集することもでき、ターゲットを絞りこむことができます。

A他人に知られない「秘密性」が持てます.
顧客データを収集する場合も、インターネットなどで返信してもらう時は暗号化したり、はがきで返信してもらう時は目隠しシールを貼ってデータが他人に漏れないようにしましょう。

B正確に費用対効果が測定できます.
効果測定を実施することによって費用対効果を完璧に測定することができます。
●レスポンス率 
●コスト・パー・レスポンス(CPR) 
●コスト・パー・オーダー(CPO) 
●コンバージョン率

C顧客ごとの嗜好・購買動向が把握できます.
手持ちのデータ分析をすることによって顧客の嗜好や購買動向を簡単に分析できます。また、タウンプラスを実施する時はGISというソフトで地図上の年齢・性別・世帯構成などであらかじめどんな属性の人が多く住んでいるかも把握できます。

D予算に応じて実施できます.
費用対効果をあらかじめ把握して行いますので、予算に応じたダイレクトメール(DM)印刷を行うことができます。



先日、デニーズが9月11日から定番メニューの値下げを発表しました。


「手ごろな価格を打ち出し、一人でも多くの方に足を運んでもらうこと」が
値下げの狙いだそうです。

100円値下げして遠ざかっていた客が果たして戻ってくるのでしょうか。

一度は話題性で来店するかもしれませんが、
こういったお客様はどこか別のお店で値下げがあればそちらに必ず流れて行きます、
デニーズの固定客にはならないでしょう。


それどころかファーストフード店に流れて
値下げによる効果もゼロに近いかわかりません。



デニーズの値下げの原資は
食材の梱包費や廃棄物の量を減らすことで出てくるそうですが、
ここで得た原資で別のサービスを行った方がよっぽど顧客を取り戻せると思います。
 
この値下げが吉と出るか凶と出てマックの二の舞になるのか
今後の動きを見守りたいと思います。

さまざまな媒体がありますが、
それぞれが持つ特徴について考えたことがありますか。

以前、マス媒体と言われるテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の広告費が
マイナス成長と言うお話をしました。


成長が落ち込んでいる原因のひとつにこんなことが考えられます、
広く短時間でたくさんの方に伝えることができますが
顧客との密度という点ではどうでしょう。


ただ一方的に伝えるだけで顧客との接点は薄いと考えられます、
その点テレマーケティングは
顧客との接点と言う点ではかなり密度は濃いと言っても良いでしょう。

しかし、滞留時間はテレビやラジオと言った媒体と変わりなく短いです。


その点ダイレクトメール(DM)は、
顧客との接点は濃く、
滞留時間もかなり長いと言えます。



弊社のDMは顧客の手元に届いてから半年後・1年後に連絡を戴くことがあります。

商品やサービスを理解して戴くために様々な工夫を凝らして
カタログ・チラシ・パンフレット・DM などの印刷物を作成しています。


限られた紙面で作成するために文字量が多くなり
文字がどんどん小さくなってくる傾向にあります。


ある自治体の調査では、
印刷物に対する以下のような不満が寄せられています。

【文字・レイアウトに関しての調査】
1文字が小さい
2文字の量が多い
3字間が狭く余白が少ない
4影付き文字・網掛け文字が読みにくい

【色に関する調査】
1強調したい個所が分らない
2配色が悪い
3色が多い
4見分けにくい色がある

【文章に関する調査】
1表現が複雑・かたい
2専門用語が難しい
3文章が長い
4図・表・グラフが分かりにくい

【読みにくい印刷物】 
1新聞
2折り込みの求人広告
3住宅チラシ
4パソコンなどのマニュアル


その他に、カタカナ語が分らない
法定されている無駄な注意書き
回りくどい表現
色が薄いなどがあります。



作り手が情報を正確に伝えよういう思いが逆に、
文字量を多くしたり色が複雑になったりカタカナ語表現を使ったり
とどんどん顧客の気持ちから離れて行っていることがよくわかります。


新聞などは最近文字を大きくして読者に配慮するようになってきました、
超高齢者社会がすぐそこまで来ています。

高齢者に配慮することが購買や売上増に繋がることは間違いありません、
色覚障がい者(320万人)
弱視者(100万人)
訪日在留外国人(620万人)にも配慮が必要です。



少しの配慮が多くの集客に繋がることをお忘れなく。

自らの首を絞める大阪のタクシーと
Mac(マクドナルド)は同じである。


大阪のタクシーは5,000円を超えると
それ以降の料金が半額(50%OFF)になります。

大阪以外ではこのシステムは実施されていません。


集客するために禁じ手とも言っていい裏技を
ある会社が実施しました。


最初はまさか他者が追随してくると思わなかったのでしょう、
それどころか長距離市場を独占できると思っていたことでしょう。

ところがそのまさかは直ぐに起こったのです。

どんどん追随してくる会社が現れ、
今では大阪のタクシーの約80%が同じシステムを採用しています。


乗客にとっては大変ありがたいですが、
経営を圧迫していることは間違いありません。



これと同じ話はどこかで聞いたことがありますよね、
そうですMac(マクドナルド)と同じです。


100円のときだけ売り上げが伸びるけど逆に赤字になると言われている
100円Macと同じです、
いまさらもう止めることができません。



どちらもこのサービスを始めることによって
市場を独占し集客しようと思っていたのでしょう。

しかし市場はそんなことで騙されたりはしません、
どうして価値ある商品をわざわざ値下げするのでしょう。



適正な価格で提供することがそんなに悪いことなのでしょうか、
集客に繋げる方法はまだまだあります禁じ手や裏技を使う前にもっとよく考えましょう。

伊勢内宮前に「おかげ横丁」があります、
江戸時代に庶民の間で「おかげ参り」というのが流行していたそうです。


「おかげ横丁」は平成5年に出来ましたが、
2700坪の敷地内に江戸から明治にかけての
伊勢路の建築物が移築・再現されまるでテーマパークのようです、
そこには三重の老舗の味や名産品・歴史などがあります。



そこでも人だかりができている一軒の干物屋さんがあります、
朝からこんなに人が集まっているのはこのお店だけです。

マーケティング的な表現で言うと集客力があるお店です。

大将が店先で干物を焼き・大きな声で呼びかけ・試食させています、
まさに目・耳・鼻・口の五感を使わせる集客・販売方法です。



子供には大きめの干物を手に取らせ
「おかーちゃんに美味しい言うといてやー」

冷やかし半分の酔っ払いには
「向かいの酒屋屋でビール買うてからおいで」と店先で宴会させてます。



人が集まる、口に入れるの連鎖反応で子供にも酔っ払いにも売れないはずがありません。

こうなれば値段が安い高いは関係ありません。

伊勢神宮という集客力の見込める場所だから売れているのではないのです、
人が集まっていないお店も沢山あります



このお店は売ることに徹しているのではなく
いかにしてお店の味を体験させるかに徹しているように思います。


チラシやフライヤー・カタログなどで集客した後の仕掛けも大切です、
売り売り売りの前に考えましょう。



伊勢にお出かけの際には是非お立ち寄りください。

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