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大兼印刷のDM戦略ブログ

身近にある事例を題材にDM戦略への手がかりを見い出す!
物の捕らえ方、考え方のポイントを不定期更新ですが、
掲載して参ります。

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ひとの集まるお店ってどんなお店なのでしょう。


値段が安いから?
駅に近くて立地条件が良いから?
ロードサイドにあるから?欲しいものがあるから?


これらの条件が揃っているお店ならたくさんあります、
でも集客できていないお店もたくさんあります。

また、隣接しているのに一軒だけ流行っているお店もあります。
どうしてこうなるのでしょう。



「正直なお店」特に飲食店の場合、
素材に正直
お客さまに正直
値段に正直
なのが絶対条件だと思います。

店主の目利きで素材を選ぶ、
下ごしらえにおいても手を抜かない、
値段も決して安くなく高くなく
お客さまが納得してくれる価格設定にしているところです。



こう言ったお店が長続きする繁盛店の条件ではないでしょうか。

ユニバーサルデザインの考え方の一つに、
リテラシー(Literacy)という言葉があります、
日本語では意図の伝わりやすさという意味です。


内容がよりわかりやすいものになるように表現や構成に工夫を行いましょう、
外国人や子どもにも理解できるような配慮をしましょうと言うことです。

具体的には、次のような項目が挙げられます。
1、難しい漢字を使っていませんか?
2、難しい漢字にはふりがなをつけていますか?
3、難しい用語を使っていませんか?
4、本来の意味と異なるカタカナ用語を使っていませんか?
5、外国人の方にはわからない場合があります。
6、日本語以外の外国語も表記していますか(多言語表記していますか)?
7、イラストや写真を効果的に使っていますか?
8、ピクトグラムで表示していますか?
 以上のようなことに配慮をすれば多くの方に理解をして頂けます、
危険などを知らせるだけでなく、
商品の内容も理解していただけるので購買層も広がります。

最近大手スーパーなどでは
「プライベート・ブランド」(以下PB)の商品をたくさん見かけます。


PB商品の裏をよく見ると発売元は明記してありますが、
そこには製造元の明記はありません。


発売元からの受注生産で一括生産・一括購入して
仕入れ価格を下げて一般商品とは差別化を図っているので
当然メーカーとしては名前を明かすことは出来ないのでしょう。


事故があった時は発売元が責任を持つと言うことでしょうが、
でも消費者としては不安です。

以前問題を起こしたメーカーなのか判断することが出来ません。
また、メーカーとしての責任感も薄れるような気がします。



安いから購入すると言うのも消費者の判断基準ですが、
特に口に入れる食品や飲料水、
今後出てくる医薬品などは特に気がかりです。


先日、キリンビールの社長はPB商品の依頼があるが、
会社として製造者責任を持てないので
いくら売り上げやシェアが伸びると言っても、
今後もPB商品は造らないと宣言されていました。


頼もしい限りです。

テレビショッピングでは絶対に値引きをしません。

その代りお買い上げになった方に
オマケとしてひとつ商品を付けたり、
関連商品をオマケしています。


これはデパートやスーパーでの店頭販売でも同じ手法が使われています、
というか店頭販売のやり方をテレビショッピングがまねしたのですが。



値引きするよりもオマケを付ける方が、
心理的にお得感が出ます。


ほとんどの方は商品の購入を決めかねています
「買いたい」とはおもっていません。

「買おうかな?」と思っている人は
購入に対して多少の罪悪感を持っています。

それを後押ししてくれる(背中を押してくれる)のがオマケです。



効果的にオマケを活用しましょう。
 


ご存じのように文章や絵画、顔写真などには
それぞれ著作権や肖像権が付いています。

これは商標や特許のようにどこかに登録するものではありません、
制作した時点で生まれる権利です。


今は、インターネットで簡単にいろんなホームページにアクセスしたり、
デジカメで気軽に写真を取り込める時代になりました。


ホームページ上で公開されている
画像や文章だからと言って勝手に使用することは、
権利を侵すことになります。


使用したい時は事前に所有者に許可を得て掲載することがルールです。



忘れがちなことが顔写真だけでなく、
建物にも肖像権があるということです。


ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの
施設を許可なくチラシやDM、ホームページに掲載することは
肖像権の侵害に当たります。


旅行雑誌からこれらを抜粋して掲載することは、
出版社と施設の両方の権利を侵すことになります。



最近、Google で地図と一緒に建物の画像が出ますが、
これも厳密に言うと肖像権の侵害に当たるのではないでしょうか。

みなさんは自社の製品やサービスがすばらしいと思っているでしょう。


あんなに苦労して創ったのにとか、
プロジェクトチームで考えて開発したのにとか
色々と思い入れがあると思います。


それは決して間違っていません。

それどころかそれは本当にすばらしい製品だと思います。
しかし、それとモノやサービスが多くの人に受け入れられて売れるのとは違います。
製品開発のプロセスを話したところでモノは売れません。



当事者がいくら語ったところでお手盛り感は否めません、
それよりも第三者に売っていただくことが大切です。


あなたが製品やサービスについて熱弁をふるうよりも
タレントや著名人、有識者が話して
効果を上げているのがコマーシャルです。

しかし、なかなかそのような機会に巡り合えることはありませんし費用も莫大です。


それが無理ならばせめて
利用客や使用者にお話しいただくくらいは出来るでしょう。



例えばアンケートを取ったりモニタリングしたりすることです。
こうして利用者にお話ししていただくことは当事者よりもリアルで説得力があります。

これ誰でもがご存じの中国の漢書(趙充国伝)にあることわざで、
「他人の話を繰り返し聞くよりも、実際に自分の目で確かめる方がよくわかる」という意味ですが、実はこの続きがあるのをご存じでしょうか。



「百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百行は一行に如かず」です、
「実際に目で確かめるよりも自分で考えなさい、
自分の頭で考えるよりも行動しなさいその方がよくわかりますよ」
という意味です。



2009年の不景気な時代にこの言葉の意味するところは
「会議室で議論して部下に指示を与えるよりも、
社長自ら赴いてトップセールスをして現場の声を肌で感じなさい」でしょうか。


今の時代、中小企業はどこも苦しいでしょうが、
社長さんさあ立ち上がりましょう、動きましょう。

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