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大兼印刷のDM戦略ブログ

身近にある事例を題材にDM戦略への手がかりを見い出す!
物の捕らえ方、考え方のポイントを不定期更新ですが、
掲載して参ります。

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関西では何年も続けて流れているコマーシャルがあります。

「づぼらや」
「関西電気保安協会」
「ホテルニュー淡路」
「京橋グランシャトー」
古くは「パルナス」など、
関西では大人から子供まで名前を聞いただけで
メロディーが浮かんでくるコマーシャルソングです。


多くはコマーシャルを制作するのに
予算が無かった副産物だったのです。


できるだけ安い制作費の中で
社名なり商品なりを覚えさせるのに
社名を連呼するのでなく、
メロディーを付けたのです。


そうすることで顧客となりえる人の耳に
すり込むという方法をクリエーターが考え出しました。



それが次の年も予算が無く同じコマーシャルを流す、
また次の年もという内に
CMが市民権を得てついには止められなくなったのが事実のようです。


予算があって豪華絢爛なコマーシャルを作っていたら
この様な結果になっていなかったでしょう。



また、継続することも大切です、
長く流せるということはその企業が存続しているという証です。


Eエリアを自由に設定できます.
顧客データを利用しますが、顧客データがない場合でもタウンプラスなどを利用してDMを実施することにより顧客データを収集することもでき、ターゲットを絞りこむことができます。

F実施時期に縛られない.
タイムリー

G保存性がり再読率が高い.
CPRやCPOを実施することによって費用対効果を完璧に測定することができます。

H自由な企画・制作が可能.
クリエイティブ性が高い

I五感に訴求できる.
費用対効果をあらかじめ把握して行いますので、予算に応じたダイレクトメール(DM)印刷を行うことができます。

ダイレクトメール(DM)と他のメディアとの比較はすでに
第42回「ダイレクトメール(DM)と他の媒体との比較」で紹介しました。


DMのさまざまな特性をご紹介します。 

@特定の個人や企業をターゲットにできます.
顧客データを利用しますが、顧客データがない場合でもタウンプラスなどを利用してDMを実施することにより顧客データを収集することもでき、ターゲットを絞りこむことができます。

A他人に知られない「秘密性」が持てます.
顧客データを収集する場合も、インターネットなどで返信してもらう時は暗号化したり、はがきで返信してもらう時は目隠しシールを貼ってデータが他人に漏れないようにしましょう。

B正確に費用対効果が測定できます.
効果測定を実施することによって費用対効果を完璧に測定することができます。
●レスポンス率 
●コスト・パー・レスポンス(CPR) 
●コスト・パー・オーダー(CPO) 
●コンバージョン率

C顧客ごとの嗜好・購買動向が把握できます.
手持ちのデータ分析をすることによって顧客の嗜好や購買動向を簡単に分析できます。また、タウンプラスを実施する時はGISというソフトで地図上の年齢・性別・世帯構成などであらかじめどんな属性の人が多く住んでいるかも把握できます。

D予算に応じて実施できます.
費用対効果をあらかじめ把握して行いますので、予算に応じたダイレクトメール(DM)印刷を行うことができます。



ある飲食店が2か月後にオープンします、
ポスター用の撮影の打ち合わせでした。」


ターゲットとなる顧客層や商品構成や売り方などの
説明を聞いているとそれぞれにつながりが見えてきませんでした。

撮影の打ち合わせが、デザイナー・カメラマン・印刷営業マンを交えた
企画会議に様変わりしてしまいました。

すでに商品と店舗設計が始まっているのにターゲット絞りからやり直しです。


でもここが間違っていたので
じっくり時間をかけて修正しお客様を説得して、
ターゲットの間違いに気づいてもらいました。


これが解決すると売り方をはじめ様々なものが見えてきました。



撮影を始めポスター制作やチラシ印刷などの
販促物の打ち合わせはあっという間に終わりました。


売り手側のターゲットが間違っていることがよくあります、
その為に販促物の様々な展開で不具合が生じて
集客が出来なかったりモノが売れなかったりと言うことに繋がって来ます。


カタログ印刷やチラシ創りにおいてもこの
ターゲットの絞り込みを間違えないようにしましょう。

先日、デニーズが9月11日から定番メニューの値下げを発表しました。


「手ごろな価格を打ち出し、一人でも多くの方に足を運んでもらうこと」が
値下げの狙いだそうです。

100円値下げして遠ざかっていた客が果たして戻ってくるのでしょうか。

一度は話題性で来店するかもしれませんが、
こういったお客様はどこか別のお店で値下げがあればそちらに必ず流れて行きます、
デニーズの固定客にはならないでしょう。


それどころかファーストフード店に流れて
値下げによる効果もゼロに近いかわかりません。



デニーズの値下げの原資は
食材の梱包費や廃棄物の量を減らすことで出てくるそうですが、
ここで得た原資で別のサービスを行った方がよっぽど顧客を取り戻せると思います。
 
この値下げが吉と出るか凶と出てマックの二の舞になるのか
今後の動きを見守りたいと思います。

2011年に地デジ放送が始まりケーブルテレビが充実し双方向化します。

原油高騰の煽りを受けて用紙や版材料が上昇してくると
カタログ通販やチラシ印刷はどうなるのでしょうか?


一般の小ロット〜中ロットのポスターやカタログは
オフセット印刷でも枚葉機という機械で印刷しますが、
カタログ通販やチラシなどの大ロットの印刷物は輪転機(オフ輪)で印刷します。


このオフ輪という機械は、
日本においてかなりの供給過多の状態です。


新聞折り込みチラシを行っているのは
世界でも日本と韓国だけですが。

それを考慮したとしても多いです。

どれくらいかというと埼玉県に設備されているユニット数は
ドイツ国内に設置されているユニット数よりも多いのです。


オフ輪印刷は24時間・365日稼働しないと
印刷会社は潰れると言われています。



そのために無理をしてでも稼働率を上げます。

オフ輪印刷の付加価値は、
スピードと価格しかありません。

スピードはほぼ限界まで達していますので価格を下げるしかないでしょう。

原材料の高騰を理由に値上げするどころか
印刷代の値引きで益々カタログやチラシは増えるのではないでしょうか。



今後は小ロットのカタログを配布していた会社などは
WEB通販に移行するでしょう。


大ロットのカタログ通販は依然紙印刷と
WEBの併用が続くでしょう。
 

ある中華料理屋さんの前を通ると
麻婆豆腐と麻婆丼のキャンペーンポスターが貼ってありました。

真っ先に麻婆豆腐の写真とキャンペーン中の価格に目が行きました、
いかにも「夏場は暑いので麻婆豆腐が売れません、だから値下げしました。皆さん食べてください。」と言うのが見え見えでした。


よく見ると「夏場に発汗性のあるピリ辛料理は体に良いですよ」と書いてありましが、
ポスターサイズがB4と小さくその文字を読むにはかなり近づかないと読めません。



夏場に麻婆豆腐を食べるとなぜ体に良いのか、
理由付けをもっと大きくハッキリと分かりやすく書いたり、
写真も麻婆豆腐を食べながら汗をかいているシーンにした方が
もっと顧客に訴えかけられたのではないでしょうか。



これはキャンペーンのポスターだけでなく、
チラシは勿論カタログにおいても意図を感じてもらえる創りにしましょう。

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